上田学園
見上クラス 《 異文化コミュニケーション 》 授業報告

2005年秋学期
外国語学習を100倍楽しむ方法

~ 辞書の使い方を学びながら、ヨーロッパ語の発音と文法の特質を把握しよう ~

  2005年秋学期シラバス
2005年10月11日
更新履歴


ひんやりした空気が漂い、秋も深まってまいりました。皆様お元気でお過ごしでしょうか。 
1997年10月に開講いたしましたこのクラスも、皆様のご支援のおかげで今学期で9年目を迎えさせていただくことになりました。
ここで、皆様に心よりの感謝の意を表させていただきたいと思います。
さて、いよいよ2005年秋学期の授業開始となりました。
今学期は、前学期の内容を引き継ぎつつも、内容・方針ともに大幅なヴァージョンアップをしてまいりたいと思っております。

今学期の授業時間について

この授業には、毎週火曜日の15:00-17:00に時間が割り当てられていますが、
現実のスケジュールにあわせて以下のように時間を設定いたします。

授業開始時間: 前の授業(~15:00)終了後、最低10分の休憩を入れた後に開始する。
授業時間:  前半の授業60分、休憩10分、後半の授業60分。
(補習時間: 学生からの希望があるときのみ、授業本体終了後、休憩10分、補習60分のインターバルで行う。) 

したがって、当日のスケジュールの流れによっては終了時間が17:00よりもかなり遅くなる場合があります。

今学期の授業の内容

1.おおよその年間スケジュールに基づき、授業内容を決定。

2.分析対象とする言語は、原則としてフランス語・イタリア語・英語・ドイツ語に集中。

3.分析対象とするテクストは、2005年秋学期 《素材集》から選択。

4.これらのテクストの読解を通じて、英語は”英和辞典”の楽しい使い方・読み方を、
フランス語・イタリア語・ドイツ語は基礎文法を学習。

5.原綴り・発音(発音記号による)・語源・品詞・文法を完全に分析し、
繰り返し暗記・暗唱することによって、ヨーロッパ語の基礎的な分析感覚を身に付ける。

4.語源を探るために必要な、最低限の古典ギリシア語の知識を習得し、
冬休みには、英単語に使われている古典ギリシア語を探す宿題を出す。

5.今学期後半(1~3月)は、以上の学習の成果を総合化するために、
言語学(文献学)の学習を取り入れる。

6.機が熟してきた頃を見計らって、学生の自主研究発表の時間を設ける。
(実際に授業中に発表をするものと、ホームページ上で発表するデータベース”限定辞書”の作成の両方を含む。)

今学期の授業の進めかた

1.テクストの文章を一つずつ、原綴り・発音(発音記号による)・語源・文法を完全に分析する。

2.完全にに分析したテクストを 繰り返し暗記・暗唱する。

ヨーロッパ語の基礎的な分析感覚を身に付ける。

4.語源を探るために必要な、最低限の古典ギリシア語の知識を習得し、
冬休みには、英単語に使われている古典ギリシア語を探す宿題を出す。

5.今学期後半(1~3月)は、以上の学習の成果を総合化するために、
言語学(文献学)の学習を取り入れる。

6.機が熟してきた頃を見計らって、学生の自主研究発表の時間を設ける。
(実際に授業中に発表をするものと、ホームページ上で発表するデータベース”限定辞書”の作成の両方を含む。)

※ 学習の便宜を図るために、できうる限り具体的な授業記録をホームページ上で発表していく予定です 。

2005年10月11日記  2005年11月18日改定

見上潤  미카미 준  Mikami Jun  Миками Джюн

2005/10/11

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