上田学園 見上クラス
《 異文化コミュニケーション 》

2007年春学期
本物の文化に触れ、人間の真実に迫る!

~ 人はどのようにして困難から立ち直るのか? ~
シューマン《詩人の恋》=ハイネの詩にみる

 第1回  2007年4月17日 
新学期ガイダンス

☆ 2007年春学期のテキスト

  ドイツ語 日本語 備考
表題
Dichterliebe Op.48, 1840年 《詩人の恋》 作品48  
原文 The Lied and Art Song Texts Page ドイツ語、英語、オランダ語、フランス語、イタリア語、スペイン語  
作曲者 Robert Alexander Schumann, 1810年6月8日 - 1856年7月29日 ロベルト・アレクサンダー・シューマン  
ジャンル Kunstlied ドイツリート(ドイツ歌曲)  
言語 Deutsche Sprache ドイツ語  
原作 Buch der Lieder, 1827年 Lyrisches Intermezzo 「歌の本」より「叙情的間奏曲」 図書館で借りる
原文 Projekt Gutenberg-DE    
作者 Christian Johann Heinrich Heine, 1797年12月13日 -1856年2月17日 クリスティアン・ヨハン・ハインリッヒ・ハイネ  
楽譜 シューマン 詩人の恋Op.48 原調版 全音楽譜出版社 (ISBN:4-11-713840-5) 840円(税込)
購入
CD 武蔵野市立図書館 国立音楽大学附属図書館 図書館で借りてコピー
解説書 「シューマンの歌曲集 詩人の恋」 東海大学出版会(ISBN:4-486-00570-8) 2,100円(税込) 参考資料
辞書 独和辞典 ブックオフ吉祥寺駅南口店 購入

☆ 2007年春学期の授業方針

今学期は、外国語の原文を生で読むという方針を貫きつつ、文学と音楽が一体化したドイツリートを読んでいく。

1.本物を原文で読む: これまでのこの方針は変えない。
2.音楽とリンクする: 文学のみならず音楽からも解読のヒントを得る。
3.”人間の真実”を読み解く: 文学・音楽に作者の人生を重ね合わせて人間について考察する。

原文に関しては、ほとんどネットで入手可能なので、これを最大限に利用する。

第1次資料として、実際の音楽を様々な演奏解釈をCDで聞きくらべる。そのため、これまで使ってきたプロジェクターに加え、別のパソコンにCDから取り込んだ情報を瞬時にしてスピーカーから再生できるようにする。

第2次資料として、楽譜を使用する。楽譜がある程度読めることはいまや重要なスキルになっているので、専門家のようには読めなくても、絵柄である程度判断できる程度に慣れることを目標にする。

今学期は、「人はどのように困難から立ち直るのか? シューマン《詩人の恋》=ハイネの詩に見る」をテーマとし、ドイツ語の歌詩を丹念に読み、他の言語とも比較しながら、その内容をとらえていく。

今年の主たる言語はドイツ語になる予定なので、全員が独和辞典を用意する。


☆ 本日の授業記録

1.今学期の授業の進め方と対象とするテキストの説明

2.ネットによる事前検索および校外活動: 雨のため中止。来週までにCDは準備することになる。 
2.1.武蔵野市立中央図書館
2.2.武蔵野市立吉祥寺図書館
2.3.ブックオフ吉祥寺駅南口店
2.4.楽譜の購入  →  楽譜をコピーして製本する。


見上潤  미카미 준  Mikami Jun  Миками Джюн


2007/04/17
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