2005年1月3日(月) 宿題
「最近明確な法則をいやという程思い知らされている。
大企業と中小企業の違いである。
私は毎月大企業の役員候補者研修、中小企業の経営者の経営塾、二世塾等を行っているが、
宿題を出すと、こうまで違うのかという事実に唖然とさせられている。
大企業で宿題をやってこない人はまず、いないのに対し、
中小企業は、やってくる人はまず、いないのである。
これはある企業、あるいはある集団だからという事ではなく、ほぼ100%当てはまる。
忙しさはどうかというと、大企業の役員候補は、年3000時間~4000時間近く働いており、
まず休みは無い状態であっても、本を読み課題にきっちり答えて来ているために、
すぐ宿題の内容のグループでの検討に入れるが、
中小企業では軽い宿題すらやらないので、
私も最近はメゲてきて、期待をせずにカリキュラムを組まざるをえない。」
<長山宏のああ感動>~つれづれなるままに~ 第16回 「中小企業と大企業の違い」
う~ん、これを読んでどう思いますか?
大企業は賃金が高いので優秀な人材を集められるのだろうか?
会社の教育システムが違うのだろうか?
それだから大企業に成長してこれたのだろうか?
とにかく何かが決定的に違うのだろう。
同じ「会社」というコンセプトにはくくれない、異なる「もの」なのかもしれない。
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問題は、同じ人間なのになぜこうも違ってくるのか?
膨大な宿題と格闘している上田学園の学生の顔が目に浮かぶ。
学生のホームページの話題は宿題のことが多い。
それについで時間の使い方の話題が多い。
これは不滅の問題だ。
人生はそんなに長くはない。
色んなことをしようと思ったら実に忙しいものである。
膨大な宿題を限られた時間でどうこなすかの方法を発見すれば、
これからの人生のどんな困難にも立ち向かえる力を獲得するに違いない。
そんな彼らに一言・・・
”うらやましい”